aonokai

2009年9月創刊号
故・渥美國泰の後継者として演劇集団アクト青山主宰となった小西優司が新体制下で立ち上げたサポーターズクラブAONOKAIの会報誌として年二回(3月・9月)発刊。
その創刊号。渥美國泰を偲ぶ会の情報を中心に今後の活動指針、渥美船とのご縁が深かった方たちのインタビュー記事、また偲ぶ会の折に結成されたOBによる演劇グループの追悼公演の様子などが記されている。

     
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2010年3月号
演劇集団アクト青山による渥美國泰追悼公演『桜の園』について掲載。生前渥美先生が最も愛した戯曲を主宰であり演出家でもある小西優司を中心に愛弟子たちが集い上演。このときから大きな戯曲へのオーディションを行い出演者を選定するようになる。潮ひかる・福井美沙葵などはこの『桜の園オーディション』からの参加。
また、様々な戯曲の試演会(アトリエ公演)を千歳烏山アトリエにて行ない始める。

     
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2010年9月号
これまで発表会中心だったアクト青山が使ってきた劇場・武蔵野芸能劇場を飛び出して初めて阿佐ヶ谷ザムザにて上演されたのが『華々しき一族』森本薫の秀作をコメディタッチにして上演。藤野マキ・安中愛子・菊地正仁・室井俊介など劇派・月と呼ばれる正規劇団員のみでの初の本公演。
また、この年の11月にはモン・ブルーによる渥美國泰の追悼公演『明日の幸福』が築地ブディストホールのおいて上演され、小西優司・菊地正仁・岩崎友香らが出演している。
(ブログ『明日の幸福』を参照)

     
aonokai FLYER 2011年3月号
東北地方にて起きた震災の傷跡も生々しい3月、チェーホフ四大戯曲の二番手として上演されたのが『かもめ』震災直後であることから上演中止も考慮されたが、劇場が計画停電外であったことや、どんなことが起きたとしても、それでも生きていかなくてはならないのだとしたら、僕らには演劇が、という判断の元に上演された。
この年の5月よりアトリエ公演の名称を『テアトロ・スタジョーネ』(イタリア語で季節劇場)に変更し年四回に増やす。記念すべき第一回は『近代能楽集』三島由紀夫。
     
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2011年9月号
山本有三の『同志の人々』を引っさげ池袋演劇祭に参加。CM大会でこそ優秀賞を受賞するものの本選では惨敗。エンターテイメントとは何か?現代演劇のあり方とは何かを考えさせられる公演となった。またこの頃から客演を招いての稽古が活性化。『アクト青山に足りないもの』を埋め、より理想に近い形での作品作りを目指すようになる。
テアスタでは『隣の花』が好評を博し、近代戯曲の面白みを現代に再現するという試みに光明が見え始める。

     
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2012年3月号
チェーホフ四大戯曲グランドスラムの三番手として『三人姉妹』が登場。先の池袋演劇祭での失敗を踏まえより明るくコメディタッチの演出に挑戦するも様々な難しさと向き合う結果に。オーディション合格者3名、客演2名を合せた総勢20名が出演する。また制作・企画の重要性などもこの頃から課題に。
実験劇場として上演を続けているテアスタの斬新さが評判になり始めたのもこの頃。

     
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2012年9月号
演劇集団アクト青山となってからは初の新人公演として清水邦夫の『戯曲推理小説』を上演。演劇経験の浅い若者と小西主宰になって以降のメンバーばかりで斬新な演出の元、新宿・タイニーアリスにて行なわれた公演は連日満席の大盛況。新人公演というカテゴリーが希薄になりつつある演劇界において稀有な公演となった。
テアスタでは寺山修司が初登場。『白夜』は内外を問わずこの3年間のテアスタ作品の中でも評価の高い作品となった。

     
aonokai 2013年3月号
チェーホフ四大戯曲グランドスラム最終章ということで『ワーニャ伯父さん』を上演。
これまでにない舞台装置と、劇団員とそれに見合う実力の俳優だけでキャスティングされた初めての公演。大胆な台本のテキストレンジと効果の数々を整えて上演し好評を博した。
テアスタには『葉桜』『ある親子の問答』を二本連作に演出した『アルオヤコノモンドウ』が登場。新人たちの育成と教育の場としてのテアスタの形がはっきり出てきた一方で、実験劇場としての新たな試みが形作られてきたのも分かる公演となった。

aonokai 2013年9月号
本公演には初となるフランスの戯曲『お月様のジャン』が登場。青井そめ、千葉誠太郎(ベニバラ兎団)を客演に迎え、これまでよりもリアリティにこだわった装置、ファンタジックな音楽を前面に押し出し、軽快なせりふ劇を展開。台風などの悪条件の中、公演は無事に終了。ただしここより先、上演演目と集客の成果、お芝居の結果とその計画については一考を余儀なくされていく事になる。
テアスタは演出家対決『弱法師』が登場。ユニットクロ・クロの演出家千頭和直輝と三島由紀夫の戯曲を演出、二本を1ステージで上演してお客様に投票いただき即時決着をつけるという斬新なもの。結果は小西の4連勝でアクト青山としての面目を保った。
また9月には『温泉の効能 vol1.5富山より愛の米で』を上演。アクト青山では珍しいコメディという事で好評を博す。

aonokai 2014年3月号
本公演には清水邦夫の『楽屋』が登場。しかし、演出の小西の脚色により「俳優Eと案内人」が登場。従来の『楽屋』概念を壊す形で6人により競演を計り新しい作品観念を生み出した。特に、3名の客演を迎え、3チームにわけ、それぞれに違った演出を施し今出来る際だの作品像を作り出した事は「これから」の劇団形成に大きく影響を及ぼす。
テアスタには『行けっ!風間山荘』が登場。アクト青山ドラマティックスクール時代の卒業生であり、ベニバラ兎団の脚本家・演出家でもある野沢トオルの作品を、アトリエを山荘に見立て縦横に演出。アクト青山としては珍しい本格的なコメディに劇団員・準劇団員・本科生・客演が競演。連日の満席に追加公演と上々の出来に。特に千歳烏山の商店街の協力で知名度も上向きになる。
また、実験の色の強かった『カライ博士の臨終』が非常に好評で新劇の新演出という新しい分野への扉を開いたといえる。
渥美国泰 公式サイトへ 短期topics
30年の伝統と200人以上の本格俳優を世に輩出してきたアクト青山ドラマティック・スクールは創立30周年度より演劇集団アクト青山としての新しい展開をいたすことになりました。

俳優養成部門については劇団主宰であり俳優・演出家の小西優司が多くの名作を通じて本格的な才能ある、個性豊かな俳優を育成し、より実践的な舞台づくりを学習させ、上演することで経験を積み、結果演劇史100年に残る劇団とすべく日々精進を重ねています。

 


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