サマースクール開講の目的

台詞を話す、という技術は演劇表現を志すものにとって決して避けては通れない道である。
それはTVであれ、映画であれ、アニメのアテレコであれ舞台であれ等しく同じ条件として『きちんとした台詞が言える』という絶対的な信用の上に仕事はやってくるものだと僕は信じている。個性も性格も、おおよそすべての素養はこの『きちんと台詞が言える』事の先にやってくるものである。美しく正しい発声で話すこと、アクト青山ではまずそのことを第一に考えその訓練と修練の繰り返しから入り、それを基礎と呼び、その習得こそ演劇表現の土台と考えている。いま、数多ある劇団、あるいはその付属養成所においてそのことを何度も何度も繰り返し個別に、またその生徒の性格個性と向き合った上で教示してくれるところがいくつあるだろうか?基礎的な力こそが、この一見華々しく見える演劇の世界を地道に、しかし確実に歩いていくためには絶対に必要な力なのだ。だからアクト青山ではこの基本基礎ともいえる『きちんと話す』ことの訓練のためのテキストがたくさん存在し、実際にその修練を受けた多くの俳優が多方面にわたって活躍している。サマースクールでは、このアクト青山の『きちんと話す』ためのカリキュラムの一部を5日間の短期集中講座によって生徒の皆さんに教えることによって今までよりも豊かに、のびのびと自分らしく表現することの喜びを知ってもらおうとするものです。苦手な言い回しも、発音への不安も、話すことへの意識もほんの少しのきっかけで飛躍的に改善され、きっと『探していた自分らしさ』にめぐり合えることと思います。30年に渡って変わることなくたくさんの生徒が繰り返し挑戦してきたテキストであなたの未来の扉を開いてください。

 


スケジュール

日程

8月17日(火) 10時 簡単な自己紹介・発音発声
  12時 休憩
  13時 立つ・座る

8月18日(水) 10時 発音・発声・詩の朗詠
  12時 休憩
  13時 立つ・座る

8月19日(木) 10時 発音・発声・詩の朗詠・立つ・座る
  12時 休憩
  13時 課題詩の練習

8月20日(金) 10時 発音・発声・詩の朗詠・立つ・座る
  12時 休憩
  13時 課題詩の練習

8月21日(土) 10時 発音・発声・詩の朗詠・立つ・座る
  12時 休憩
  13時 課題詩の発表会

* いずれの授業にも現役の所属俳優(もしくは生徒)がアシスタントとして講師とは別に皆さんの指導にあたります。
* 発音・発声は『口の形の確認』『発声』『早口言葉』『珍客(詩)』
* 立つ・座るはアクト独自の身体訓練のメソッドであり重心と体幹のバランスを正しくしより美しい肉体表現を学ぶためのものです。
* 課題詩は受講当日に発表します。
* 食事は持参でも近くのコンビニを利用しても可です。
* 21日(日)の課題発表会後、個別に面接します。

 

 

講座費用

資料請求料金は¥21,000(5日間)
*三日間のみの受講をご希望される方はご相談ください。
*募集期間は6月10日〜8月15日までにご連絡ください。

講師のご紹介

小西小西


1977年6月26日生まれ 京都出身 A型
アクト青山在籍14年。高校卒業後、単身イタリアに留学、帰国後アクト青山の門を叩く。入所直後から新劇の伝統的な上演演目の大役に次々と抜擢、頭角を現す。2009年4月に前・主宰渥美國泰の遺志を継ぐべくアクト青山代表に就任。演出家・劇作家・俳優としての活動はもちろん、生徒指導においてもその評価は高く現役生徒と所属俳優の多くも教えている。

主な演出・出演作品に
『桜の園』『かもめ』『白鳥の歌』『結婚申し込み』 A.チェーホフ
『牛山ホテル』『運を主義にまかす男』『驟雨』 岸田國士
『華々しき一族』『退屈な時間』『赦せない行為』『みごとな女』 森本薫
『同志の人々』 山本有三
『戯曲推理小説』『楽屋』 清水邦夫
オリジナル作品に
『俳優は去らず、死すのみ』
『温泉の効能』
などがある。



渥美国泰 公式サイトへ 短期topics
30年の伝統と200人以上の本格俳優を世に輩出してきたアクト青山ドラマティック・スクールは創立30周年度より演劇集団アクト青山としての新しい展開をいたすことになりました。

俳優養成部門については劇団主宰であり俳優・演出家の小西優司が多くの名作を通じて本格的な才能ある、個性豊かな俳優を育成し、より実践的な舞台づくりを学習させ、上演することで経験を積み、結果演劇史100年に残る劇団とすべく日々精進を重ねています。

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